台湾オフィス
CBCの台湾現地法人である台湾希比希股份有限公司は、中長期的な視点で新規ビジネスの拡大に取り組む。グループとして今期始動した中期経営計画「GRIT2・0 Brave the Future」では、電材分野およびライフサイエンス分野での事業拡大を重点テーマに掲げる。台湾では、好調な電材ビジネスのさらなる拡販に加え、昨年資本参加した台湾TBMC(Taiwan Bio-Manufacturing Corporation、台北市)とは、日本における正規代理店に関する覚書を締結した。
CBCは化学専門商社として1925(大正14)年に創業。合成樹脂、化成品、医薬、農薬、食品、電子機材など幅広い製品を扱う。CBCは今年1月に100周年を、台湾現地法人は創業57年目をそれぞれ迎えた。
加藤千裕 総経理
台湾では、トレーディングとメーカーの2部門を展開。トレーディング部門では液晶ディスプレイ(LCD)向けレジスト材をはじめ、電材、特殊モノマーなどの化学品、医薬品(原薬・製剤)、食品、包材、設備など幅広い分野展開をする。メーカー部門では光学レンズの輸入販売を行う。
コンタクトレンズ向け材料は、台湾メーカーへ供給。日本・欧州末端顧客からの受注拡大に伴い、同社への増販を見込んでいる。
TBMCとの協業では、革新的で大容量のバイオプロセシングソリューションを日本市場に提供していく計画。CBCは同社向けに日本製原料の紹介も開始。TBMCは台北と新竹にPADラボを有し、新竹バイオメディカルサイエンスパーク内にGMP工場(1万5000平方メートル)を建設中。加藤千裕総経理は「現中計期中に協業の方向性を見出していきたい」と話す。
今後の課題は、ライフサイエンスに強い人材の確保。現在は、日本専門部署からの出張で対応しているが、加藤総経理は「将来的に台湾でもエキスパートの増員を図っていきたい」と展望を示した。