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  • 化粧品総合特集 OEM/ODMメーカー エア・ウォーター・リアライズ、独自処方・原料探索に力
  • 2025年9月29日
  •  エア・ウォーターグループで、エアゾールや化粧品のODM(相手先ブランドでの設計・生産)/OEM(相手先ブランドでの生産)事業を手がけるエア・ウォーター・リアライズは、化粧品事業の拡大を進めている。ハードとソフトの両面の強化を図り、エアゾール事業で培ってきた化粧品に関する知識やノウハウを生かして化粧品受託の新規顧客開拓や生産品目の拡充を目指す。新たに合併・事業譲受した注射針や化粧品販売事業なども含めてシナジー効果を発揮させ、ウエルネスの実現に貢献していく。

     化粧品受託事業では、ODM事業を強化、事業拡大につなげていく。コロナ禍以降、マスクによる肌あれケアなど新たなスキンケア需要が生まれており、自社工場を持たないファブレス企業への高付加価値商品の提案を強化していく。新井喜久社長は「処方開発が重要だ。独自の原料探索や感触、使用感など機能・効果の高度化を進めていく」と方針を示す。使用感を損なわず耐水性を高めたサンケア製品や濃密泡の洗顔フォームをはじめ、同社独自のスキンケア、ヘアケアの処方開発を進めており、強みとしている、危険物から非危険物まで多種多様な充填が可能な生産体制により生産品目の拡大につなげていく考え。

     化粧品新規受注はエアゾール製品が中心であるが、化粧水やヘアオイルなど液体充填製品の化粧品に展開を拡大させることで需要創出を狙う。

     強化している化粧品原料開発では、九州大学との共同研究で若返り遺伝子に働きかける複数の素材を発見している。長寿遺伝子を活性化させることで、シワやシミの抑制など、エイジングケアが期待でき、スキンケア製品の展開も視野に入れている。他複数大学との研究開発も行っており、産学連携による取り組みを加速させていく。

     また、日本品質や日本発技術に対する注目が高いことから海外に向けた発信も注力していく。
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