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  • 有機酸特集 グルコン酸、GDLの上期輸入4割増
  • 2025年9月2日
  •  グルコン酸はおよびその塩類の需要量は1万5000トン程度。食品・食品添加物用途としてはpH調整剤、ミネラル補給(栄養強化)など2500トン程度が用いられているとみられる。また、工業用としては洗浄剤、コンクリート添加剤や各種の金属表面処理向けに用いる。また、グルコノデルタラクトン(GDL)としてはグルコン液(50%)として酒類の呈味料、酸味料に用いる。

     グルコン酸の2024年輸入量は1万3500トン(前年比0・4%増)と横ばい。主力の中国品も同様で、24年は1万1500トン(同0・7%減)となった。25年上期輸入は6000トン(前年同期比9・4%減)とマイナスで、このうちの中国品は4700トン(同15・5%減)となっている。

     GDLの24年輸入は8800トン(前年比6・9%減)とマイナス。主力の中国品が4100トン(同5・6%減)となっている。このほか、1000トン以上の輸入量がある台湾、フランス、イタリアの3国をみると、台湾品が1340トン(同36・9%増)、フランス品が1000トン(同21・3%増)、イタリア1100トン(同46・7%減)などと、輸入ソースの分散化が進んでいる。

     25年上期実績は5300トン(前年同期比38・8%増)で、3年ぶりに輸入1万トン台に載るペースになっている。
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